今回は、映画『ランペイジ 巨獣大乱闘』(原題:Rampage)をご紹介します。
B級感満載のポスターに惹かれて全くのノーマーク状態で観ましたが、大満足でした。
1986年に発売されたアーケードゲームを実写映画化したランペイジは、遺伝子実験の失敗によって巨大化した3匹の巨獣たちの暴走を描いています。
~巨大化が、止まらない。~
これは見るっきゃないですよね。
それでは詳しく見ていきましょう。
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映画『ランペイジ巨獣大乱闘』のネタバレなしあらすじ
ある遺伝子実験の失敗から、ガスを吸ったゴリラ(ジョージ)、オオカミ(ラルフ)、ワニ(リジー)の3匹の動物が巨大化し、暴れだします。
巨獣たちは、破壊活動を続けながら北米大陸を横断し、高層ビル街で大乱闘を繰り広げます。
人々が逃げ惑う中、軍隊が出動し銃やミサイルで攻撃するものの、巨獣たちの暴走を抑えることはできません。
そこにみんな大好き人間界の巨獣(ドウェイン・ジョンソン)が立ちはだかります。
果たして彼は巨獣たちを食い止めることができるのでしょうか?
映画『ランペイジ巨獣大乱闘』のキャスト・スタッフなど作品情報
映画『ランペイジ巨獣大乱闘』は、みんな大好きロック様ことドウェイン・ジョンソンを主演に迎え、1986年に発売されたアーケードゲームを実写映画化したパニックアクションムービーです。
巨大化した動物たちが、大都会で暴れ回り街を破壊していくさまを描いた本作。
「ムーンライト」などのナオミ・ハリス、「ウォッチメン」などのマリン・アッカーマン、「女神の見えざる手」などのジェイク・レイシーらが共演しています。
ドラマ『ウォーキング・デッド』シリーズで強烈なインパクトを残した、ジェフリー・ディーン・モーガンもおいしい役で出演しています。
また、「カリフォルニア・ダウン」でもドウェインと組んだブラッド・ペイトンがメガホンを取りました。
- デイビス・オコイエ(ドウェイン・ジョンソン)
- ケイト・コールドウェル博士(ナオミ・ハリス)
- クレア・ワイデン(マリン・アッカーマン)
- ハーベイ・ラッセル(ジェフリー・ディーン・モーガン)
- ブレット・ワイデン(ジェイク・レイシー)
原題 | Rampage |
公開日 | 2018年5月18日 |
上映時間 | 107分 |
ジャンル | パニックアクション |
監督 | ブラッド・ペイトン |
映画「ランペイジ巨獣大乱闘」で大暴れする巨獣たち
映画「ランペイジ巨獣大乱闘」で大暴れするゴリラ・オオカミ・ワニが感染する遺伝子サンプルには、エナジン社のゲノム編集により様々な能力が組み込まれています。
サメの止まらない成長、シロナガスクジラの高成長率、カブトムシの外骨格、チーターの高速移動、トゲマウスの細胞修復能力、などなど。
その影響でどの動物も急激に巨大化し、さらに高い回復能力と生命力を誇るようになったのです。
加えてコウモリの反響定位の影響で、エナジン社の低周波電波に反応するようになっています。
低周波電波を止めるために3体はそれぞれ低周波の発信源であるシカゴを目指して一か所に集まってくるのでした。
アルビノゴリラのジョージ
本作の看板キャラクターであるアルビノで白いゴリラのジョージ。
ルワンダで密猟者に母を殺され、自分も捕らえられかけていたところを、デイビス(ドウェイン・ジョンソン)に救われて、サンディエゴ野生動物保護区に引き取られます。
知能が高く手話を理解して使うことができ、デイビスとは手話で意思疎通を図ることができます。
もともと少し大きめの体長2.1m・体重230㎏というサイズでしたが、遺伝子サンプルを吸引したせいで一晩で体長2.7m・体重450㎏に巨大化してしまいます。
その後もどんどん成長を続け最終的には、体長:約12.1m、体重:9.06トンまで巨大化します。
ちなみに、製作スタッフによると、通常のゴリラだと体色が黒のため傷が目立ちにくいのでアルビノという設定になったそうです。
オオカミのラルフ
オオカミのラルフは自分の縄張りでエナジン社の遺伝子サンプルに感染したことで巨大化・凶暴化してしまいます。
ラルフは、体高:約14m、体長:約26m、体重:13.8トンまで巨大化します。
自分の群れの仲間を全滅させた上、遺伝子サンプル回収に来た傭兵部隊をあっさり返り討ちにするほどの戦闘能力の高さを持っています。
その後はウィリス・タワー屋上からの低周波電波に引き寄せられて、シカゴへ襲来します。
ラルフは巨大化しただけでなく、四肢の間にムササビのような皮膜が発達したことで空を滑空することができます。
さらに背中や尾にはヤマアラシのような針毛が生えており、それを飛ばすこともできます。
凶暴化しても、シカゴで自分に対して吠えてきた子犬には追い払うだけで済ますという一面もみせました。
アメリカワニのリジー
アメリカワニのリジーは、沼に落ちて浮かんでいた遺伝子サンプルを容器ごと飲み込んだことにより巨大化します。
爬虫類特有の成長率の高さもあり、巨獣となった3体の中で最大の体格と強靭な身体、強力な戦闘力と凶暴性を持つこととなりました。
リジーは、体高:約18.5m、体長:約68.5m、体重:150トンまで巨大化します。
メキシコ湾まで泳ぎ出ていたが、ラルフ同様にエナジン社の低周波を聞きつけ、水中を移動しながらシカゴへ襲来します。
背中の鱗や皮骨が発達し、特に尾の先端はトゲが生えた状態で肥大化し強力な棍棒状の武器となっています。
さらに水中でも呼吸可能であり、川や海では常に身を隠すように潜行しながら移動します。
その他、ヤモリの遺伝子の影響で巨体ながら垂直面での移動も可能という恐るべき巨獣です。