Amazonプライムビデオは、Amazon Prime(月額600円・年額5,900円/税込)の特典のひとつとして使える動画配信サービスです。対象者なら30日間の無料体験もあります。
ただし、2025年4月8日から日本のPrime Videoでも番組や映画の再生時に限定的な広告が表示されるようになりました。広告を非表示にするには「Prime Video広告フリー」の月額390円が別途必要で、月額プランなら合計990円/月です。
第三者評価では、オリコン顧客満足度調査で総合4位・74.9点。特にコストパフォーマンスは3位と高く、一方でコンテンツの充実さは6位でした。
つまり評判の実態は、「作品ラインナップだけでトップを取るサービス」というより、動画と配送などのAmazon Prime特典をまとめて月600円から使えることに価値があるサービスです。
Amazonで買い物もするなら有力な候補になりますが、広告なしで動画を楽しむことを最優先するなら、他社と比べてから決めたほうが納得しやすいでしょう。
※作品によって見放題・レンタル・購入など視聴条件が異なります。最新の配信状況はリンク先でご確認ください。
Amazonプライムビデオの評判は?結論、Prime特典込みならコスパは高い
評判を主観で語る前に、まず第三者の調査結果を見ておきます。
定額制動画配信サービスの利用者8,883人を対象にしたオリコン顧客満足度調査で、Amazonプライムビデオは次の評価でした。
| 評価項目 | 順位 | 得点 |
|---|---|---|
| 総合 | 4位 | 74.9点 |
| 手続きのしやすさ | 5位 | 74.4点 |
| アプリ・サイトの使いやすさ | 6位 | 74.6点 |
| 動画の見やすさ | 6位 | 76.8点 |
| コンテンツの充実さ | 6位 | 72.7点 |
| コストパフォーマンス | 3位 | 75.9点 |
数字の並びには特徴があります。総合は上位ですが、評価項目のなかで最も順位が高いのはコストパフォーマンスです。一方、コンテンツの充実さは6位・72.7点でした。
ここから分かるのは、「作品ラインナップで他社を圧倒している」というより、料金に対する満足度が相対的に高く評価されているということです。
オリコンに寄せられた利用者のコメントでも、Prime Video単体ではなく配送特典まで含めた総合的なコスパを評価する声や、幅広いジャンルを楽しめる点を評価する声が見られます。
一方で、追加課金が必要な作品が混ざっていること、操作面、見たかった作品の配信終了を気にする声もあります。
評判は「良い/悪い」の二択ではありません。Amazon Primeのどの特典を使うかによって、料金に対する評価が変わりやすいサービスです。
Amazonプライムビデオの料金と広告の仕組み
契約後に「思っていた金額と違う」とならないよう、現在の料金体系を先に整理しておきましょう。
| 項目 | 料金(税込) |
|---|---|
| Amazon Prime 月額 | 600円 |
| Amazon Prime 年額 | 5,900円 |
| Prime Video広告フリー | 月額390円(追加) |
| 無料体験 | 対象者は30日間 |
月額プランで広告フリーまで付けると、600円+390円で990円/月になります。
年額5,900円は月額換算すると約492円。ここに広告フリーを12か月利用した場合の4,680円を足すと年間10,580円で、比較上の月額換算は約882円です。
ただし、Amazon Primeの年額プランとPrime Video広告フリーは別々の契約です。「年額882円相当の広告なしプラン」が用意されているわけではありません。
広告について、Amazonは従来のテレビや他の動画配信サービスより広告の表示回数を抑える方針を説明しています。とはいえ、有料サービスで広告が表示されること自体を許容できるかどうかは人によります。
もうひとつ注意したいのが、広告フリーに加入しても広告が完全にゼロになるとは限らないことです。
Amazon公式ヘルプでは、ライブTV、広告付きの無料コンテンツ、スポーツイベントなど一部のコンテンツには広告が含まれる場合があると案内されています。作品前に流れるプロモーション用の予告編なども、広告フリーでは削除されない場合があります。
良い評判につながっているPrime Videoのメリット
Prime Videoの強みは、動画部分だけではありません。
動画以外のAmazon Prime特典もまとめて使える
Amazon Primeの会費には、Prime Videoのほかに対象商品の配送特典、Amazon Music Prime、Prime Reading、Amazon Photosなどが含まれます。
これらを個別に契約する必要がないため、Amazonを日常的に使っている人ほど600円に対する価値を感じやすくなります。
オリコンの利用者コメントで配送特典まで含めたコスパが評価されているのも、Prime VideoがAmazon Prime全体の特典のひとつだからです。
月600円から始められる
広告を許容できるなら月600円、年払いなら月額換算約492円で利用できます。
ただし前述のとおり、広告なしを選ぶと月額プランでは990円です。料金を比較するときは、広告ありで使うのか広告フリーを追加するのかまで決めておくと分かりやすくなります。
ジャンルを横断して見られる
Prime Videoでは、映画、ドラマ、アニメ、Amazon Originalの独自作品、スポーツ中継など、さまざまなジャンルのコンテンツを視聴できます。
「特定ジャンルだけを集中的に見る」というより、映画もドラマもアニメも幅広く探したい人には使いやすい構成です。
複数端末で同時に視聴できる
同じAmazonアカウントで、最大3本まで同時にストリーミングできます。同じタイトルを見る場合は最大2台までです。
家族それぞれが別の作品を見る、といった使い方にも対応できます。
ただし、これは同時ストリーミングの上限であって、人数分の独立したAmazonアカウントを持てるという意味ではありません。
悪い評判につながりやすいデメリット・注意点
登録してから「思っていたのと違った」とならないために、注意したい点も確認しておきましょう。
有料なのに広告が入る
現在、通常のPrime Videoでは番組や映画に限定的な広告が表示されます。
「月額料金を払う動画配信サービスでは広告を見たくない」という人にとっては、はっきりした弱点です。
広告を非表示にするには月額390円の広告フリーが必要で、Amazon Primeの月額プランと合わせると990円/月。600円で利用する場合と比べると、料金面のメリットは小さくなります。
Prime Videoにある作品=見放題ではない
Prime Videoの画面には、
- Prime会員特典として追加料金なしで見られる作品
- レンタル作品
- 購入作品
- 追加サブスクリプション(チャンネル)の作品
が並んでいます。
追加チャンネルはPrime会費とは別料金です。
検索で作品が出てきても、それがPrime会費内で見られるとは限りません。作品ページでPrime会員特典の対象かどうかを確認しておく必要があります。
ここを見落とすと、「見放題だと思っていたのに有料だった」という不満につながります。
ラインナップ最優先なら他社とも比較したい
オリコンの「コンテンツの充実さ」は6位・72.7点。総合4位・コストパフォーマンス3位と比べると、順位が下がる項目です。
そのため、見放題ラインナップの充実度や特定ジャンルを最優先して動画配信サービスを選ぶなら、他社も比較してから決めたほうがいいでしょう。
国内ドラマやアニメについても、同調査ではそれぞれ7位・8位です。「このジャンルが特に強い」という理由だけでPrime Videoを選ぶサービスではありません。
Amazonプライムビデオがおすすめな人・おすすめしにくい人
ここまでの内容を、契約判断につながる形で整理します。
向いている人
- Amazonで買い物をしていて、配送特典を使う機会がある
- Music PrimeやPrime Readingなど複数の特典を利用したい
- 広告が多少入っても、月額を抑えられるほうを選びたい
- ジャンルを絞らず、幅広く動画を見たい
向いていない人
- 広告なしで見られることを最優先したい
- 見放題ラインナップの充実度を重視している
- 韓国ドラマなど特定ジャンルのラインナップを最優先したい
- Amazonでの買い物や配送特典をほとんど使わない
判断の大きな分かれ目は、動画以外のPrime特典をどれだけ使うかです。
Prime Videoだけを目的に広告フリーまで追加するなら月額プランでは990円になるため、同価格帯の他社と比較する価値が出てきます。
他の動画配信サービスと迷っているなら
Prime Videoが合わないと感じた場合でも、何を重視するかによって候補は変わります。
作品ラインナップの幅や韓国ドラマを重視するなら、U-NEXTのほうが目的に合う可能性があります。料金帯は上がるため、作品ラインナップや付帯サービスまで含めて判断するとよいでしょう。
詳しくはU-NEXTの評判記事にまとめています。
ディズニー、ピクサー、マーベル、スター・ウォーズやDisney+独占作品が目的なら、Prime Videoでは代替できません。
Disney+を候補にする場合は、Disney+の評判記事で料金や向いている人を確認できます。
Amazon Primeの配送などを継続して利用する人なら、Prime Videoを残しながら別の動画配信サービスと併用する方法もあります。年額プランならPrime会費は月額換算約492円なので、自分が使うPrime特典全体で判断してください。
Amazonプライムビデオについてよくある質問
Amazonプライムビデオは無料で試せる?
対象となる方は30日間の無料体験を利用できます。
期間中はPrime Videoに加えて、配送特典などのAmazon Prime会員特典も利用できます。
広告なしで見られる?
通常のPrime Videoでは限定的な広告が表示されます。
月額390円の「Prime Video広告フリー」を追加すると、対象となるオンデマンド作品の広告を非表示にできます。
ただし、ライブTVや広告付き無料コンテンツ、スポーツイベントなど、一部コンテンツでは広告が含まれる場合があります。
月600円ですべての作品が見放題?
いいえ。
Prime会員特典の対象作品のほかに、レンタル・購入作品や別料金の追加チャンネルがあります。
見たい作品がある場合は、作品ページでPrime会員特典の対象か確認してください。
何台まで同時視聴できる?
同じAmazonアカウントで最大3本まで同時にストリーミングできます。
同じタイトルを同時に見る場合は最大2台までです。
まとめ|Prime Videoは「動画+Amazon特典」で判断する
Amazonでの買い物や配送特典も使うなら、Prime Videoは今でも月600円(年額なら月額換算約492円)から使える有力な選択肢です。オリコン顧客満足度調査でも、コストパフォーマンスは3位と評価されています。
一方、広告なしで利用する場合は、Amazon Primeの月額プラン600円+広告フリー390円で990円/月。その価格なら、他の動画配信サービスも比較対象に入ってきます。
「Amazonプライムビデオの評判が良いか悪いか」だけではなく、自分がAmazon Primeの特典をどこまで使うかで判断するのがポイントです。
対象者なら30日間の無料体験があるので、Prime Videoの作品や広告の入り方、配送などのPrime特典まで実際に確認してから継続するか決められます。
※作品によって見放題・レンタル・購入など視聴条件が異なります。最新の配信状況はリンク先でご確認ください。